抹茶不足は2026年、京都の茶道体験に影響する?

2026年7月24日時点、日本の抹茶不足は現実のもので、2年目に入ってもなお続いている——ただし主に影響を受けているのは持ち帰り用の抹茶缶であり、京都で予約する茶道体験そのものではない。実際に何が起きているのか、予約前に知っておきたい点をまとめる。
何が本当に不足しているのか
不足しているのは緑茶全般ではなく、抹茶に挽く前の覆下栽培の茶葉「碾茶(てんちゃ)」に限られる。碾茶は年に一度、春にしか収穫できず、伝統的な石臼は1時間にわずか30〜40gしか挽けないため、供給は年の途中で簡単には増やせない。日本の茶農家人口も急減しており、2000年の54,000戸超から現在は約20,000戸まで減少、平均年齢は60代に達している(Tokyo Cheapo、2026年2月更新)。
数字も衝撃的だ。宇治の老舗茶園の一部が販売を制限し始めるなか、2025年の抹茶の入札価格はおよそ170%上昇した(Vision Times、2026年2月)。従来約1,500円だった40g缶がTokyo Cheapoの上野での最新調査時には約6,500円——4倍以上——になっており、店側は今も一人一缶までの購入制限を続けている。
なぜ茶道用抹茶に特化した問題なのか
すべての抹茶が同じではない、というのがこの話の核心だ。グローバル日本茶協会(Global Japanese Tea Association)会長のシモナ・スズキ氏はTokyo Cheapoの取材に対し、正式な茶道で「薄茶」や「濃茶」として点てられる茶道用グレードの抹茶が、ラテやスムージーへ回されるケースが増えており、「その結果、伝統的な楽しみ方を求める人々に行き渡る量が減っている」と語っている。つまり、世界のカフェ需要が同じ限られた春の収穫量を奪い合うことで、茶道ホストが実際に使うグレードの抹茶こそが最も圧迫されているということだ。
茶道体験の料金は上がったのか
正直に言うと、抹茶不足を理由に京都の茶道体験の予約料金が値上がりしたという公表データは見つからなかった。主要予約サイトの現在の表示価格は、グループでの茶道体験なら1人あたり約1,100円から、より長い個人向けなら約15,000円程度までとなっている。これには理由がある——茶道で一人が使う抹茶はごく少量で、実際に支払っているのはホストの技能、茶室、道具といった部分が大半を占めるため、卸価格の急騰がそのまま体験料金に直結するわけではない。
抹茶不足が影響するのは、入手のしやすさや品質の一貫性の方だ。一部のホストはいつもの碾茶が不足した際、静かに仕入れ先を切り替えたり、少し違うグレードを使ったりしているかもしれない。仕入れ元が気になるなら予約時にスタジオへ直接尋ねるとよい。最新の検証済み価格はtea-ceremony-kyotoやbest-tea-ceremony-kyotoで確認できる。
お土産に抹茶を買いたい場合
これは体験予約とは別の話で、不足の影響が最も大きく出ている部分だ。姉妹サイトCHANOMAは、農林水産省のデータや茶市場の入札結果を詳しく追跡している——小売価格上昇の裏付けとなる数字は抹茶不足は本当に起きているのか?(2026年)を参照してほしい。京都・東京の人気茶舗では、少なくとも2026年内は一人一缶までの購入制限が続く見込みだ。
今、体験を予約するなら
予約して問題ない。仕入れ先を明示しないスタジオより、透明性のあるスタジオを選び、予約時に最新料金を確認しよう。京都の枠が埋まっている場合は、和菓子作り体験や東京での茶道体験と組み合わせるのもよい——抹茶不足が変えたのは供給網の裏側であり、茶道そのものの作法や意味ではない。
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