東京で座禅を組む — 英語対応の寺と、実際にかかる費用
東京とその周辺の一般座禅会は400円から。英語対応の会もあり、多くは予約不要。ただし「いつでも」ではなく決まった曜日にしか開かれない。

体験のしおり
正直な go-info- 言語
- 英語OK — 英語で案内・進行
- 所要時間
- 一般の座禅会は説明と法話を含めて約2時間(耕雲寺:土曜19:00〜21:00、日曜6:30〜9:00)。月1回の英語初心者向け座禅会は1〜2時間。英語のプライベート体験 は60〜90分が目安。
- 料金
- 世田谷・耕雲寺は400円から。鶴見の總持寺の月例英語初心者座禅会は500円。横浜・東光禅寺は1,000円、鎌倉・建長寺は1,000円+拝観料500円。商業的にプライベート体験 を提供する寺の英語ガイド付きはこれらの数倍が目安。
- 予約
- 当日参加も可 — 繁忙期は予約が安心
- 最寄駅
- 耕雲寺:小田急線・千歳船橋または祖師ヶ谷大蔵から砧方面へバスまたは徒歩。總持寺:JR京浜東北線・鶴見駅。建長寺:JR横須賀線・北鎌倉駅から徒歩約15分。
- 服装
- あぐらが組めるゆったりしたパンツかロングスカート。ジーンズは典型的な失敗(ウエストがきついと20分が1時間に感じられる)。靴下は必須。衣擦れの音がするもの、鳴るもの、秒針の音がするものは避け、腕時計やブレスレットは鞄へ。
- こんな人に
- 東京だけの旅程で「座禅は京都まで行かないと無理」と思っていた人 — 日程さえ合えばそんなことはない・観光商品ではなく本物を求める人:これらは地元の人が通う一般の座禅会で、料金もその水準・早起きが苦にならない人 — 日曜6:30の回がいちばん良く、そのあと丸一日空く・まず試したい人:400〜1,000円なら、合わなくても失うものがほぼ無い・日程が動かせない人には不向き — 一般座禅会は開催日が固定で、その日を外すと翌月まで無い
道のり
- 着く耕雲寺:小田急線・千歳船橋または祖師ヶ谷大蔵から砧方面へバスまたは徒歩。總持寺:JR京浜東北線・鶴見駅。建長寺:JR横須賀線・北鎌倉駅から徒歩約15分。
- 作法静かな所作を少し。 作法 →
- やる座禅
- 予約下から予約、または当日参加
結論
東京でも、英語で、400円から座禅は組める。ただし「自分の都合の日」ではなく「寺の日」に。京都のような英語座禅の厚い供給は東京には無い。代わりにあるのは、地元の人が通う本物で安価な一般座禅会と、市外の大本山2ヶ寺が開く初心者向けの英語専用座禅会だ。
日程が動くなら一般座禅会を選ぶべきだ — 内容が良く、費用がほぼかからない。日程が固定なら有料のプライベート体験 を予約すればいい。ただしそれは「良い体験」ではなく「日程の自由」を買っているのだと理解しておくこと。
どこで坐るか
耕雲寺(世田谷区砧)— 400円。 東京23区内で最も使える選択肢。土曜19:00〜21:00と日曜6:30〜9:00に、日本語と英語で実施(東京都公式観光サイトGO TOKYOによる)。土曜は当日参加可、日曜朝は前日までに電話予約。コーヒー1杯の値段で2時間、地域の現役寺院で坐れる。
總持寺(鶴見)— 500円。 曹洞宗大本山のひとつ。境内は小さな町のような広さがある。月1回の英語による初心者座禅会を実施し、希望者には終了後に境内案内も付く。東京駅から京浜東北線で約25分。この規模と格の寺で500円は破格に近い。
東光禅寺(横浜市金沢文庫)— 1,000円。 原則毎月第2日曜(1月・8月は休会)、所要約2時間、予約不要。
建長寺(北鎌倉)— 1,000円+拝観料500円。 1253年創建、日本最古の禅の専門道場。英語座禅会は年5〜6回しかないため運の要素はあるが、終了後にお茶と僧侶への質疑があり、多くの人はそこを覚えて帰る。鎌倉散策と組み合わせれば十分に元が取れる。
有料のプライベート体験。 都内でも英語ガイド付きの商業的な座禅体験を行う寺が増えており、浅草界隈が中心。抹茶と菓子で締めるものが多い。料金は一般座禅会の数倍。正直に言えば、その差額で買っているのは深さではなく「日程と確実性」である。
座禅会で実際に起きること
堂の外で靴と荷物を置き、一段高い単の上の坐蒲(ざふ)に案内される。姿勢の説明がある:あぐらか正座、あるいは椅子(ほぼどこでも可・向こうから提案される)、背骨を積み上げ、顎をわずかに引き、手は法界定印で親指を軽く触れさせる。目は半眼、1mほど先の床へ落とす。ここで驚く人が多い。目を閉じると眠気と空想を招くからで、禅が求めるのは覚めていることだ。
鐘が鳴り、静寂。初回はたいてい15〜25分、間に経行(きんひん、ゆっくり歩く歩行禅)を挟んで2回のこともある。脚は文句を言い、頭は買い物リストを作り始める。それは失敗ではない。それに気づいて呼吸に戻る — その往復を数百回繰り返すことが実践そのものだ。
途中で警策が回ってくることがある。僧が持つ平たい棒だが、打たれるのではなく、お願いするもの。合掌して礼をし、眠気を切るために肩の筋肉を打っていただき、また礼をする。願い出なければ何も起こらない。
多くの会は短い法話で終わり、寺によってはお茶が出る。
成否を分ける実務ルール
- 10分前に着く。 始まると扉は閉まる。旅行者が朝を無駄にする最大の原因がこれ。
- あぐらが組める服装で。 ジーンズは典型的な失敗。
- 靴下。 必ず。
- 携帯は電源を切る。 静寂の堂内では、バイブのほうが着信音より悪い。
- 禅堂内は撮影禁止。 境内の写真を撮りたいなら堂の外で尋ねること。
禅と真言 — 何に申し込んでいるのか
座禅は禅の実践で、多くは曹洞宗(只管打坐)か臨済宗(公案を用いる)。高野山の宿坊で出会う真言密教とは別物で、あちらで参列するのは黙して坐る行ではなく読経と護摩である。どちらも価値があるが、代わりにはならない。違いの整理は禅とは何か、そこから生まれた美意識は侘び寂びとはへ。
京都へ向かうなら、英語座禅の選択肢はそちらのほうが多い — 寺・料金・予約リンクは京都の座禅に。首都で早朝を使う他の選択肢は東京の文化体験にまとめてある。
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本ページの料金・スケジュール・予約リンクは2026年8月9日時点で確認したもの。事業者は予告なく変更するため、渡航前に予約ページで再確認を。情報の古さに気づいたらご一報を。
見どころ
- 世田谷区砧の耕雲寺(青龍山耕雲寺)は週2回 — 土曜19:00〜21:00、日曜6:30〜9:00 — 400円、日本語と英語で対応(東京都の公式観光サイトによる)
- 鶴見の總持寺は曹洞宗大本山のひとつで、月1回500円の英語による初心者座禅会を実施。希望者には境内案内も
- 横浜・金沢文庫の東光禅寺は原則毎月第2日曜(1月・8月は休会)、1,000円、約2時間、予約不要
- 鎌倉・建長寺(1253年創建、日本最古の禅の専門道場)は年5〜6回の英語座禅会。1,000円+拝観料500円、終了後にお茶と質疑
- 椅子に座っての参加はほぼどこでも可。初心者は半跏趺坐や普通のあぐらで構わず、結跏趺坐を求められることはない
知っておくと安心
最低10分前には到着すること — 始まってしまうと途中参加はできず、門前で断られて一日を無駄にするのが最もよくある失敗。靴下を履く。携帯はマナーモードではなく電源を切る。禅堂内は撮影禁止。**警策**(けいさく)が用いられる場合、それは「打たれる」のではなく「お願いする」もの:合掌して礼をし、肩を打っていただき、また礼をする。修行者どうしの作法であって罰ではなく、希望しなければそれで構わない。
よくある質問
- 東京で英語の座禅はできる?
- できる。ただし「いつでも」ではなく開催日が決まっている。世田谷の耕雲寺は土曜19:00〜21:00と日曜6:30〜9:00に400円で日英対応。1時間圏内では鶴見の總持寺が月1回、鎌倉の建長寺が年5〜6回、英語専用の座禅会を開いている。
- 東京の座禅はいくら?
- 耕雲寺400円、總持寺の英語初心者座禅会500円、東光禅寺・建長寺は1,000円(建長寺は別途拝観料500円)。商業ベースの英語プライベート体験 はこの数倍。
- 予約は必要?
- 多くは不要。耕雲寺の土曜と東光禅寺の第2日曜は当日参加可。耕雲寺の日曜朝は前日までに電話予約が必要。プライベート体験 は必ず予約が要る。いずれにせよ10分前には到着すること(開始後の途中参加はできない)。
- あぐらが組めなくても大丈夫?
- 問題ない。初心者を受け入れる寺ではほぼ例外なく椅子での参加が認められており、半跏趺坐や普通のあぐらが標準。結跏趺坐を求められることはない。最初に申し出れば椅子か座布団を用意してもらえる。
- 肩を打つあの棒は何?
- 警策(けいさく)。僧が一方的に打つものではなく、坐っている側が「お願いする」もの。合掌して礼をし、眠気や緊張を切るために肩の筋肉を打っていただき、また礼をする。希望しなければ何も起こらない。


