箱根の紅葉2026|見頃の時期と名所6か所・回り方(箱根美術館・強羅公園・芦ノ湖)

箱根の紅葉は例年11月が見頃で、芦ノ湖・仙石原(上旬)→強羅(中旬〜下旬)→湯本(下旬〜12月上旬)と山を下ります。
2026年は、民間気象会社ウェザーニュースの予想(9月3日時点)で、箱根強羅公園が11月16日頃、芦ノ湖が11月17日頃、箱根美術館が11月19日頃から見頃に入ります。
今年だけの注意点がひとつあります。紅葉の名所として知られる箱根美術館(苔庭)は、改修工事のため2026年10月29日まで全面休館中で、10月30日から段階的に再開します。以下はすべて2026年9月23日に、各施設・運営会社・箱根町観光協会の公式ページで確認した内容です(見頃予想だけは民間気象会社の予想で、そう明記しています)。
見頃の時期:例年は標高で4段階
箱根は標高差の大きい山域なので、秋は例年、標高ごとに4段階でやってきます。箱根町観光協会の解説記事(2017年10月25日更新)によると、例年の色づきは次の順に広がります。
| エリア | 例年の色づき(箱根町観光協会) |
|---|---|
| 神山・冠ヶ岳・金時山(最初に色づく山々) | 10月下旬から |
| 仙石原・元箱根・芦ノ湖・駒ヶ岳・二子山・小塚山 | 11月上旬 |
| 強羅・小涌谷・宮ノ下 | 11月中旬〜下旬 |
| 湯本・塔ノ沢・大平台 | 11月下旬〜12月上旬 |
標高差を数字で言うと、強羅駅は約541m(箱根強羅公園の案内)、大涌谷は約1,000m(小田急箱根の案内)です。一度しか行けないなら、例年強羅周辺が色づく11月中旬〜下旬を狙うのが無難です。箱根町観光協会の例年の時期と、強羅エリア2か所の2026年予想(11月16日頃・19日頃)がここで重なり、芦ノ湖の2026年予想(11月17日頃から、落葉はじめ11月30日頃)もこの期間に入ります。
ただし、標高の順番はあくまで例年の傾向です。ウェザーニュースは芦ノ湖の例年の見頃を「11月上旬」としながら、2026年は11月17日頃からと予想しており、強羅公園(11月16日頃から)とほぼ同時です。今年は「芦ノ湖が先、強羅があと」になるとは限りません。
なお、箱根町観光協会の紅葉情報ページは9月23日時点ではまだ昨シーズン最終日の表示で、日本気象協会(tenki.jp)は10月2日時点で箱根美術館を「青葉」、見頃予想を11月下旬〜12月上旬としています。出発直前に最新の色づきを確認してください。
名所6か所の早見表(2026年)
「例年の見頃」は出典によって幅があります。2026年の見頃予想は民間気象会社ウェザーニュースが9月3日時点で出したもので、確定値ではありません。
| 名所 | 例年の見頃 | 2026年の見頃予想(ウェザーニュース・9/3時点) | 料金(大人) |
|---|---|---|---|
| 箱根美術館(苔庭)・強羅 | 11月中旬〜下旬(箱根町観光協会)/11月上旬〜中旬(小田急箱根) | 11月19日頃〜 | プレオープン期間のオンライン券1,000円(料金ページの通常料金は1,430円。10月30日から段階的に再開) |
| 箱根強羅公園・強羅 | 11月下旬(小田急箱根) | 11月16日頃〜 | 650円(箱根フリーパスで無料) |
| 彫刻の森美術館・二ノ平 | 11月中旬〜下旬(小田急箱根) | — | 2,000円(WEBチケット1,800円) |
| 箱根ロープウェイ沿線(大涌谷〜姥子) | 11月上旬〜下旬(小田急箱根) | — | 片道2,000円/往復3,000円 |
| 芦ノ湖(箱根海賊船) | 芦ノ湖は11月上旬(箱根町観光協会)/海賊船は10月下旬〜11月下旬(小田急箱根) | 芦ノ湖:11月17日頃〜 | 桃源台〜元箱根港 片道1,700円/往復3,000円 |
| 箱根登山電車(箱根湯本〜強羅) | 湯本側は11月下旬〜12月上旬、強羅側は11月中旬〜下旬(箱根町観光協会の帯) | — | 箱根湯本〜強羅 460円 |
京都・東京・日光など日本全体の時期を比べたいときは、姉妹サイト Japan-Event の「2026年 紅葉シーズンの計画ガイド」にまとめています。
2026年の最重要ポイント:箱根美術館は段階的に再開
強羅の箱根美術館が建つ庭園「神仙郷」は、2021年3月26日に国の名勝に指定されました。苔庭について美術館の公式ページは「約130種類の苔と220本のもみじ」と紹介しています(同館の「四季」ページは120種類・200本、箱根町観光協会は「200本以上」と記載)。今年の日程は次のとおりです。
- 全面休館:2026年5月7日〜10月29日(改修工事)
- 10月30日:プレオープン。休憩所に新設するカフェと、別館展示室が開きます(英語版の告知は「予定(anticipated)」と表記)
- 12月23日:グランドオープン(本館展示室のリニューアル)
- 美術館の公式インスタグラム(公式サイトのトップに掲載)は、10月30日の再開にあわせて通常非公開の奥庭も公開予定としています
プレオープンは、苔庭の例年の見頃(箱根町観光協会によると11月中旬〜下旬)の直前にあたります。ただし告知には、庭園のどの範囲をいつから公開するかは書かれていません。プレオープン期間の観覧料は公式のチケット案内で発表されており、10月30日から使えるオンライン券が10月1日から販売中です。一般1,000円・高大生500円・中学生以下無料で、12月23日以降の料金はまだ発表されていません(10月2日確認)。訪問前に公式サイトで確認してください。
参考までに、料金ページ(9月23日確認)に載る通常料金は一般1,430円・高大生660円・中学生以下無料、開館時間は4〜11月が9:30〜16:30(最終入館16:00)、休館日は木曜日(祝休日は開館)です。英語版の案内ページには「11月は美術館・神仙郷とも毎日開館」とありますが、同じページに2024年の年末年始の日付が残っているため、過去の運用として読んでください。最寄りは箱根登山ケーブルカーの「公園上」駅で、徒歩約1分(小田急箱根の紅葉情報)。美術館は庭園内で苔や芝生に入らないようお願いしています。
箱根強羅公園:紅葉・秋バラ・茶室
小田急箱根が運営する箱根強羅公園は、ケーブルカーの「公園下」駅(正門側・標高約574m)と「公園上」駅(西門側・約611m)の間に広がる斜面の庭園です。西門から入ると、園内は下り坂で歩けます。
- 開園時間:3〜11月は9:00〜17:00(最終入園16:30)。メンテナンス休園日は1月1日・1月第3月曜・5月第2月曜なので、秋は毎日開いています
- 入園料:大人650円、小学生以下無料。箱根フリーパス・のんびりきっぷ・大涌谷きっぷを提示すると無料。レシートがあれば当日・翌日の再入園ができます(箱根美術館との共通入場券は再入園の対象外)
- 白雲洞茶苑:抹茶とお菓子付きで750円。午前10:00〜12:00(受付11:30まで)、午後13:00〜16:00(受付15:30まで)。1910年代に益田孝(鈍翁)が始め、1922年に原富太郎(三渓)、1940年に松永安左ヱ門(耳庵)へと受け継がれた茶室群です。予約なしで入れる茶道体験としての詳細は「箱根の茶道体験(強羅公園・白雲洞茶苑)」へ
- 秋バラと音楽会:約1,000㎡のローズガーデンでは10月上旬から秋バラが咲き始め、下旬にかけて見頃。「秋のローズガーデン音楽会」は2026年10月10日〜11月3日の土・日・祝(10日間)、11:30〜と13:30〜の各回約30分で、観覧無料(入園料は別途)
- 秋限定の甘味:園内の「一色堂茶廊」では、食べられる紅葉をのせたパフェ「もみじノアール」(900円)を11月30日まで提供しています
- ライトアップ:9月23日時点で、公園の公式ニュースに2026年秋のライトアップの告知はありません。10月以降に公式サイトで確認してください
公園は、近隣の駐車場は台数に限りがあり午前中から満車になる可能性があるとして、公共交通機関での来園を呼びかけています。
彫刻の森美術館:彫刻と紅葉
1969年に開館した野外美術館で、箱根登山電車「彫刻の森」駅から徒歩2分。小田急箱根の紅葉特集は、円形広場のモミジや約1万㎡の芝生の色づきを見どころに挙げ、例年の見頃を11月中旬〜下旬としています。開館は9:00〜17:00で年中無休(入館は閉館30分前まで)。入館料は大人2,000円(WEBチケット1,800円)、大学生・高校生1,600円(1,400円)、中学生・小学生800円(600円)、未就学児無料です。敷地内から湧く源泉を使った「森の足湯」もあります。
大涌谷と箱根ロープウェイ
ロープウェイは早雲山〜大涌谷〜姥子〜桃源台(芦ノ湖側)を結び、各区間は約10分。18人乗りのゴンドラが約1分間隔で出ます。営業時間は2〜11月が9:00〜17:00、12〜1月が9:00〜16:15。運賃は2025年10月1日から均一で、片道2,000円(こども700円)、往復3,000円(こども1,000円・2日間有効)です。大涌谷駅と駅前広場は2025年4月25日にリニューアルし、体験型の展望エリア「ちきゅうの谷」ができました。
小田急箱根によると、冠ヶ岳の山腹にある大涌谷から姥子にかけての沿線は例年11月上旬〜下旬が見頃で、大涌谷駅から桃源台駅までは紅葉と富士山の対比が楽しめます。箱根町観光協会によれば高い山々は例年10月下旬から色づくので、例年どおりなら、強羅の見頃に合わせて行くと高い所の色づきは一歩先に進んでいる計算です。紅葉シーズンは大涌谷周辺の道路が特に混むため、車の場合は姥子駅の無料駐車場が便利だと同社は案内しています(2025年10月8日時点の情報)。ロープウェイは強風・雷・台風接近のほか、複数地点の計測値で火山ガス濃度の上昇と判断した場合にも運休します。当日は小田急箱根の運行情報を確認してください。
芦ノ湖と箱根海賊船
箱根海賊船は桃源台港と箱根町港・元箱根港を約25〜40分で結びます。運賃(2025年10月1日から)は、桃源台港〜元箱根港/箱根町港が片道1,700円(こども850円)、箱根町港〜元箱根港が600円(こども300円)、往復3,000円(こども1,300円)。小田急箱根は、桃源台港を出てすぐ左手に見える九頭龍の森の広葉樹を船上の見どころに挙げています。
箱根町観光協会は元箱根を「紅葉と共に富士山が見られるベストスポット」と紹介し、11月上旬〜中旬に木々が色づき始めるとしています。箱根離宮の跡地に広がる恩賜箱根公園は入園無料で、晴れた日には芦ノ湖越しに富士山を望めます。
箱根登山電車:紅葉の中をゆっくり登る
箱根湯本〜強羅の8.9kmを約40分で登る山岳鉄道で、1919年開業。最大80‰(パーミル)の勾配と、出山信号場・大平台駅・上大平台信号場の3か所のスイッチバックがあり、そこでは運転士と車掌が入れ替わります。小田急箱根は、出山鉄橋をはじめ渓谷と紅葉を車窓から見下ろせる区間を紹介しています。
運賃は箱根湯本〜強羅が460円(こども230円)。強羅からはケーブルカーで早雲山まで1.2km・約10分・430円(こども220円)、箱根美術館最寄りの公園上までは170円です。沿線の下部(湯本・塔ノ沢・大平台)は例年11月下旬〜12月上旬、上部(宮ノ下・強羅)は11月中旬〜下旬の帯にあるので、例年どおりなら11月下旬に乗ると登りのほぼ全区間で紅葉に出会える計算になります。
車なしで回る1日コース
小田急箱根が「箱根ゴールデンコース」と呼ぶ周遊ルートに、紅葉の名所がそのまま並びます。
- 箱根湯本 → 箱根登山電車 → 彫刻の森(彫刻の森美術館)
- → 強羅 → ケーブルカーで公園下(箱根強羅公園)/公園上(箱根美術館・10月30日から)
- → 早雲山 → ロープウェイで大涌谷 → 桃源台
- → 海賊船で元箱根港または箱根町港へ
普通運賃で小田原から片道で回ると、小田原〜早雲山1,200円+ロープウェイ2,000円+海賊船1,700円=4,900円です。箱根フリーパス(2日間)は小田原発6,000円・新宿発7,100円(こども1,500円・1,600円、3日間は6,400円・7,500円)で、登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・登山バスの指定区間などが乗り降り自由、箱根強羅公園も入園無料になります。特急ロマンスカーは別料金です。
紅葉と一緒に楽しむ箱根の文化体験
- 茶室で一服:箱根の茶道体験(強羅公園・白雲洞茶苑)
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出典(2026年9月23日確認。箱根美術館のチケット案内と tenki.jp は10月2日に再確認)
- 箱根町観光協会「紅葉情報」「箱根の紅葉情報」(2017年10月25日更新・例年の傾向)
- 箱根美術館「改修工事に伴う全面休館のお知らせ」「Temporary Closure for Renovations(英語版)」「営業時間・料金」「チケット(プレオープン期間のオンライン券)」「Hours and Fees(英語版)」「苔庭」「四季」「公式サイト」
- 彫刻の森美術館「利用のご案内」「アクセス」「森の足湯」
- 箱根強羅公園「時間・入園料・ご案内」「秋のローズガーデン音楽会」「白雲洞茶苑」「公共交通機関利用のお願い」「一色堂茶廊の秋限定スイーツ」「花の見頃情報」
- 小田急箱根「箱根ロープウェイ」「ロープウェイ乗車券」「大涌谷『ちきゅうの谷』」「エリア別箱根の紅葉スポット18選」「紅葉の見ごろ情報」「箱根海賊船」「箱根登山電車」「箱根フリーパス」
- ウェザーニュース(民間気象会社の予想)「箱根強羅公園」「箱根美術館」「芦ノ湖」
- 日本気象協会 tenki.jp「箱根美術館の紅葉見頃時期」
更新履歴:2026-09-23 公式情報(箱根町観光協会・箱根美術館・箱根強羅公園・彫刻の森美術館・小田急箱根)とウェザーニュースの9月3日時点の予想をもとに作成。
更新履歴:2026-10-02 — 箱根美術館のプレオープン期間の観覧料(オンライン券 一般1,000円・高大生500円・中学生以下無料)と、tenki.jp の箱根美術館の状況(青葉・見頃予想11月下旬〜12月上旬)を反映
よくある質問
- 箱根の紅葉2026の見頃はいつですか?
- 例年も、2026年の民間予想も11月です。箱根町観光協会によると例年、芦ノ湖・仙石原は11月上旬、強羅・宮ノ下は11月中旬〜下旬、湯本は11月下旬〜12月上旬に色づきます。ウェザーニュースの9月3日時点の予想では、箱根強羅公園が11月16日頃、芦ノ湖が11月17日頃、箱根美術館が11月19日頃から見頃で、今年の芦ノ湖は例年(11月上旬)より遅めの予想です。
- 箱根美術館の苔庭は2026年の秋に見られますか?
- 10月30日以降です。箱根美術館は改修工事のため2026年5月7日〜10月29日は全面休館で、10月30日にプレオープン(新設カフェと別館展示室)、12月23日にグランドオープンの予定です。プレオープン期間(10月30日から)のオンライン券は一般1,000円・高大生500円・中学生以下無料で、10月1日から販売中です(12月23日以降の料金は未発表、10月2日確認)。庭園の公開範囲は告知に書かれていないため、訪問前に公式サイトで確認してください。
- 箱根強羅公園の入園料は?箱根フリーパスで無料になりますか?
- 大人650円、小学生以下は無料です。箱根フリーパス・のんびりきっぷ・大涌谷きっぷを提示すると入園無料になります。園内の白雲洞茶苑の抹茶(お菓子付き)は別途750円です。
- 箱根ロープウェイから紅葉は見えますか?
- 見えます。小田急箱根は大涌谷〜姥子の沿線を紅葉スポットに挙げ、例年の見頃を11月上旬〜下旬としています。営業時間は2〜11月が9:00〜17:00、運賃は片道2,000円・往復3,000円で、強風や火山ガス濃度の上昇などで運休することがあります。
- 車なしで箱根の紅葉名所を回るには?
- 箱根登山電車(箱根湯本〜強羅 約40分・460円)→ケーブルカー(強羅〜早雲山 約10分・430円)→ロープウェイ→海賊船の順が定番です。箱根フリーパス(2日間・小田原発6,000円、新宿発7,100円)ならこれらが乗り降り自由で、箱根強羅公園も無料になります。
実際に体験する
茶道箱根
箱根の茶道体験 — 箱根強羅公園・白雲洞茶苑(予約不要、¥650〜)
箱根で予約不要の茶道体験。強羅公園入園料(¥650)+白雲洞茶苑での抹茶と和菓子(¥750)。実料金・営業時間つき、強羅駅から徒歩5分。
Onsen箱根
箱根の日帰り温泉 — 天山湯治郷と松坂屋本店を比較(料金・タトゥー可否・予約方法)
箱根の日帰り温泉2選を比較。天山湯治郷の共同浴場(¥1,450〜、当日受付)と松坂屋本店の貸切露天風呂(¥17,600〜/室)。実料金・営業時間・タトゥー可否つき。
Yosegi zaiku箱根
箱根の寄木細工体験 — 自分だけの木象嵌作品を作る(比較と予約方法)
寄木細工発祥の地・畑宿で300年の伝統工芸を体験。¥1,200のセルフコースター作りか、送迎・英語ガイド付きの本格プラン($73〜)を実料金とアクセス情報つきで比較。
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箱根の文化体験を比較:寄木細工・茶道・温泉、どれを選ぶ?
箱根で体験できる3つの文化アクティビティ(300年の伝統を持つ寄木細工のワークショップ、庭園での気軽な茶道体験、タイプの異なる2つの温泉)を、料金・所要時間・向いている人で比較。予約不要の日帰りプランがすぐ組めます。



